Weareの理念
音楽は、幸せを運びます。決して苦しみは運びません。
アーティストも同様、幸せの共有のために音楽制作に励みます。
数年前までにはほとんどなかったインターネットの発達と携帯電話の普及が急速に進んだことにより、人々の暮らしにおいてあらゆるものがグローバル化し、利便性の高い多様なサービスが提供されるようになりました。音楽の世界においても同様、手軽に楽曲をダウンロード、またはストリーミング再生で楽しむことができるようになり、2015年にはデジタル音楽配信が、初めて実装店舗の音楽流通媒体の売上を上回りました。
アーティストにとって、この様なスマートで合理的な配信方法は、自分の作品を広く発表することができるようになった代わりに、一部のアーティストを除いては、音楽に夢を見られなくなってしまいました。何故ならば、音楽で食べて行くことが困難な時代に突入してしまったからです。
原因は様々ですが、敢えてひとつ上げるなら、それはアーティストへ還元されるべきである収入が大きく変化したためです。「時代の流れ」と言ってしまえばそうなのでしょう。ならば、時代を切り開いて行く動きも「時代の流れ」と、言えるのではないでしょうか。CDからダウンロード、そしてストリーミングへと音楽のビジネスモデルが進化するに伴い、ユーザーにとっては音楽の価格がどんどん安価になっています。安価に伴い、アーティストへの配当額の低下も生まれているのが現状です。近年、多くのアーティストは、突きつけられた低予算での音楽制作を余儀なくされています。
「もっと豊かな環境で音楽制作を行いたい」この願いを叶えるべく、この度、この配信サイト「Weare」では、高品質な音源を安価で提供する傍ら、その作り手であるアーティスト・ミュージシャンには、 高いパーセンテージで還元できるよう努力いたしました。「Weare」は、利益を追求いたしません。
アーティストは、もっと自由に、そして、もっと豊かな環境で音楽制作を行うべきです。音楽に世の中を変える力はありませんが、人の心に「安らぎ」「希望」「勇気」「幸せ」「喜び」を与えることができます。
「Weare」がある限り、アーティストは生まれ続けます。アーティストがいる限り「Weare」はなくなりません。Weareは、作り手であるアーティストと、そのアーティストの作品を愛する人々を繋ぐ架け橋となり、共に歩む存在でありたいと思います。デジタル音楽配信サイト「Weare」を、よろしくお願いいたします。
2017/10/25「Weare」スタッフ一同